読書から、穏やかな心を

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本当の自分でいることでの人付き合い②

前回「本当の自分でいることでの人付き合い」について記事を書きました。

 

harukamotan.hatenablog.com

 

本当の自分に合う人が見つかる方法として以下の5つを挙げ、①~③までお伝えしましたので、今回は④、⑤について述べていきます。

①自分は何が好きなのかを見つける。

②好きなものが見つかったら、それを公言する。

③少しでも違和感を感じる人からの誘いは断る。

④自分から探しに行く。

⑤仲間に見つけてもらう。

 

実は、③少しでも違和感を感じる人からの誘いは断る、ができるようになってから気づいたことがあります。今までの交友関係で残したいと思える人がほとんどいなかったということです。さすがに自分がわがまままで突き抜けて協調性のない人間なのでは!?とゾッとしました。もちろんこれまで付き合ってきた方たちが悪い人だったわけではないのです。ただ、自分を押し殺し付き合ってきたというだけで。思い切って、ここは自分を否定せず、これまでの友人たちとは「合わなかっただけ」と受け止めることにしました。

これまで自分に合う人、合わない人って考えたことがなかったんですよね。職場が一緒だから付き合うし、声がかかれば飲みに行くっていうスタイルで、人と距離をとることもしないできてしまったので、それは疲れて当たり前だったよねって今では受け止めています。

これまでの交友関係から離れて、人と接することがなくなりとても楽に過ごせるようになりましたが、自分の考えや趣味について話せる人がいないというのは、どこか寂しいと感じるようになりました。いくら家族を大切にしていても、家族でも分かり合えない部分があるんです。自分の考えって間違っているのかな…私って誰とも分かり合えないの…?と感じていました。

花

「仲間がほしい」

「共感しあえる相手を見つけたい」

自分の考えを持つようになり、日に日にその思いは強くなりました。

そして

④自分から探しに行く。

⑤仲間に見つけてもらう。

 を実践してみたところ、私に似た感覚を持っている人や、共感しあえる相手と出会うことができたのです。

 

④自分から探しに行く。

自分にとって居心地のいい相手とはどんな人かを考えました。自分と似た感覚を持つ人…穏やかでありたいと考えていてニュートラル思考、読書や映画が好きで、考えを押し付けず否定しない人…

まずは職場でアンテナを張ってみました。するといつも挨拶を交わし業務内容だけですが他愛なく話せる人がいたことに気づきました。いい意味で空気のようで疲れない、毎日何気なく話しすぎていて気が付かなかったけれど、とても心地よい人。思い切って話かけてみると「ずっと仲良くしたいと思っていました」と言われました。なんというかこんなことを言われたことがなかったので驚きを隠せませんでしたし、とってもうれしい瞬間でした。おそらく、自分がどういう人間かもわからずにいたので、自分に合う人を探しに行ったのが本当に初めてだったんですね。その方は子どもが同い年なので、これから子育てについても話していけそうです。

そうやって自分の視野を広げていくと、あらゆる場面で「あ、この人は私と似た考えだ」「この人の雰囲気が好きだなぁ」と感じる人を見つけられるようになりました。実際声はかけていませんが、自分に似た感覚を持つ人って、ちゃんといるんだなって気づくことができました。

 

⑤仲間に見つけてもらう。

SNSのアカウントを立ち上げ、自分の好きなことや感じたことをどんどん発信していきました。SNSは自分のペースでできるので疲れを感じません。発信していくと「私もそう思います」とコメントをいただき、いいねやフォローをしてもらえるようになりました。私も「いいな」と感じる人には積極的にリアクションしていきました。

本当の自分を表現しても認めてもらえ、趣味を共有できる楽しさを知ることができました。だれも私のことをわかってくれない…と悲観することもなくなりましたし、自分の感覚を肯定できるようになりました。自分には居場所があると思えるとそれだけで幸せを感じ、もう無理して周りに好かれようと思わなくてもいいんだと一気に肩の力が抜けました。

 

この5つの方法で、苦しくてどうしようもなかった人付き合いが楽しいものに変わっていきました。一番大切なことは自分から行動を起こすということ。「自分をわかってくれる人なんてどうせいない」「私は孤独な人間だ」と思うだけで何も行動しなければ何も変わっていきません。精神科医・樺沢紫苑先生は「現実を変えられるのはアウトプットだけ」と述べています。これからは楽しい人生を送りたい、そのためにもアウトプットし続けたい、そう思っています。これまでの私と同じように悩んでいる人に、このブログがどなたかの役に立つことを願っています。

 

参考図書

 

 

学びを結果に変えるアウトプット大全

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