「何でも聞いてくれそうなオーラ」でていませんか。
職場の女性の自慢話や不幸話、聞きたくないけど、最後まで聞いて疲れてしまう。他にもいるのに、なぜ私だけ聞かされるのか…こんなことがよくある、という方はいませんか。私はこの件で悩んでいました。途中で切り上げるのも悪いし…と、自分の時間を犠牲にしてきたと思います。その心理と対処法について、精神科医・水島広子先生の『整理整頓 女子の人間関係』を参考にお伝えします。
その理由は、本人が「何でも聞いてくれそうなオーラ」を出しているからです。自然とそういうオーラが出てしまう人もいると思いますが、特に女性であれば、女性に期待される「相手を喜ばせる」「相手に嫌われない」という習慣も働いている場合も多くあるのでしょう。一方的に話してくる人に対して、愛想よく話を聞いてしまう、ということは、「あなたの話に興味があります」というメッセージを発しているのと同じことですし、相手が延々と話し続けていても文句は言えないのです。
その対処法としては、途中で用事を思い出して席を立つこと。「電話をかけなきゃ」「友だちにメールを送らなきゃ」というのはよい用事です。また「ちょっと変わった人」になることもおすすめです。相手が勝手に話しているのならば、こちらも勝手にストレッチでもしてしまおうという考えです。
興味のなさを示すのに「興味がありません」というのは、角が立ちます。女性であれば、何であれ、否定されることが大嫌いだからです。
気にしていないつもりでしたが、私はやはり人から嫌われることを強く怖れているんだなと振り返りました。相手の顔を気にしすぎず、自分のやるべきことに集中する。そんな風に自立した女性になっていきたいです。
参考図書