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マインドフルネスの効果とは

こんにちは。

ママナースのharukaです。

今回は「マインドフルネスの効果」についてお伝えしていきます。

 

春紅葉 / Autumn leaves in Spring

 

 

 マインドフルネスはポジティブ思考ではない

マインドフルネスとはネガティブ思考にとらわれいることでもなければ、頑張ってポジティブに考えることでもありません。

自分がネガティブ思考していること、自分がポジティブ思考していることに気づいていること、それがマインドフルネスです。

気づきが得られると、ネガティブ感情は癒され、思考はポジティブに導かれていくのです。

 

 

 私の実例

先日、職場の物品を破損しました(涙)

手から滑り落としてしまったんです…。

その瞬間は「今、ここ」を考えられなくなっていました。

「どうしよう、壊しちゃった」

「使えない人だと思われたらどうしよう」

「私は非常勤だし、そもそもそんなに戦力にはならないし、いないほうがいいのかもしれない」

「むしろ物品を破損してしまうくらい忙しい状況だった。この忙しさが悪いでしょ」

と、ネガティブ思考に陥りました。

まさに負のスパイラルです(笑)

 

しかし、そこでネガティブ思考になっている自分に気づきました。

ここでマインドフルネス。

「ミスして、使えない人だと思われるんじゃないかと落ち込み、ネガティブ思考になっていた」

と客観視します。

ミスの原因は自分です。

自分の不注意で落ち着いて行動しなかったためにおこしてしまったミスだと振り返り、「次はこうやろう、同じミスはしないようにしよう!」と考えました。

自分のミスを認め、上司に報告をする。

そのうえで上司が「使えない人」だと思っても、それはその人の見方であって、自分の本当の姿ではないかもしれないから、気にしなくていい。

マインドフルになることで先ほどのネガティブ思考から、ここまでポジティブに考えることができました。

 

ちなみに上司からは「ちょっとしたことなんだけどね、気をつけよう」と言ってもらえ、「使えない人」という烙印を押されることはありませんでした。

取り越し苦労だったわけです。

 

 

「今、ここ」に戻ることの効果

ミスした直後は心が「今、ここ」を離れ、マインドレスネスの状態です。

過去の失敗を思い出してはクヨクヨします。

他人や環境への不満や愚痴に終始します。

自己嫌悪に沈みます。

その結果未来が不安にります。

 

マインドフルネスで心が「今、ここにもどる」と

過去に学び、未来に備えようとします。

問題克服、自己改善に努めます。

 

このようにしてより良い人生を実現するのが心の役割だと言えます。

それは心が「今、ここ」にあるマインドフルネスだからこそ可能なのです。

ネガティブ思考にとらわれているとき、まずマインドフルネスで「今、ここ」にもどり、ネガティブ思考を手放します。

ほっと一息つきます。

ポジティブに考えることができるのはそのあとです。

 

 

身体の癒し効果

マインドフルネスによって、ストレスホルモンが低下し、副交感神経が優位になりリラックス効果が得られます。

免疫力を高め、炎症を抑え、痛みを緩和するなど身体の癒しの効果が期待できます。

以前の私は1つのミスでネガティブ思考から抜け出せずに憔悴し、常に風邪をひいたり、胃を痛めていました。

実際、胃腸炎で入院した経験が2回もあります(涙)

マインドフルネスを毎日取り入れ始めると、ストレスが軽減し身体が楽に、元気になっていくのを実感しています。

おかげで風邪をひくことも、胃を痛めることもなくなりました。

心と身体に最大の癒しを与えてくれるのです。

 

 

おわりに

マインドフルネスの効果はまだまだ挙げられています。紹介した効果は一部ですが、非常に効果の高いストレス解消法として注目され、海外ではビジネス、医療、教育などの現場で実践されています。

私もこれから学びを深め、自分がもっと生きやすくなるために、そして一人でも多くの人にマインドフルネスを知ってもらえるよう広めていきたいと思っています。

今後はマインドフルネスを鍛える実践法をお伝えしていく予定です。

 

参考図書

 

 

 

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