読書から、穏やかな心を

本を読み、感想を書くことによる癒しを届けます

一人になってみて

娘が義両親の家に泊まりに行きました。私は自宅に残り、夫も不在であり、一人で一夜を過ごすことになりました。約3年ぶりに得た自由な時間でした。

 

f:id:harukamotan:20210512063205p:plain



昨日は夕方から書店に一時間以上滞在し、そのあと外食。家に帰ってから映画鑑賞して、22:30ころ就寝。今朝は少し郊外に出て、緑の多い中を朝散歩してきました。

一人になってみて、「やったー、晴れて自由だ―」という思いにもならず、かといって「娘がいなくて寂しい」という思いにもなりませんでした。なんだか、娘が生まれる前の自分にすぐ順応した気分でした。これが通常運転、というのかな。

一人で自由に過ごそうと思っても、書店で一時間過ごせば、脚や腰もつかれてくるし、外食もなんだか味気ない。消灯時間もいつでもいいからついつい夜更かししそうになってしまう。

きっと、自由って、無限にあるとありがたみを感じないのですね。子育てのスキマ時間で好きなことに取り組む。制限された中で楽しいことをすることが、やはり幸福度を上げているのでしょう。

 

私はいつでも一人の生活を楽しめる人間だと感じました。私のやりたいことって、いつでもできることで、子育ての時間こそが貴重で、人生の中の一瞬なんだって、思いました。

だんだんと手が離れていくことに悲しみや不安はそれほど感じていません。それは私が今にフォーカスしているからだと思うし、娘は私の所有物ではなく、一人の人間として尊重できているからだと思っています。

 

今回一人になってみて、子どもと過ごす時間がどれだけありがたいことなのかを痛感しました。これからの毎日、娘とどんなことをしたら、もっと楽しく過ごせるかを考えると、ワクワクが止まりません。

 

おすすめ図書