読書から、穏やかな心を

本を読み、感想を書くことによる癒しを届けます

選択の迷いへの処方箋

人生は、選択と決断の繰り返しです。何かを得れば、何かを手放さなければなりません。すべて手に入れることは不可能です。前回の記事で「何でも自分で決める」と書きました。それは、今まで他人任せで結局は他人が敷いたレールの上を歩き、後悔してやまなかったから。そんな私が自分で決められるようになり、今の方が断然幸せだと思えるようになったからです。

小鳥, メジロ, Zosterops Japonicus, ウメの花, 吸蜜

私は娘が1歳になる前から看護師として復帰していました。しかし仕事と家事育児の両立が難しく、自分の時間も取れず、辞めようか、辞めないかで悩んでいました。結果的に退職を選びましたが、今回は誰にアドバイスを求めることもなく、自分で決めました。当時私が自分自身に質問し、回答したものを紹介します。

 

【AとBどちらをとるかの迷い】

仕事を辞めるか、辞めないか

(今回は「辞める」場合のみ掲載します)

Q1.それを選んだ時のメリット

・仕事をしていた8時間分の時間が手に入る

・心に余裕が持てる

・読書ができる

・ブログが書ける

・家族のケアができる

・娘に「早くして!」と言わなくなる

Q2.それを選んだ時のデメリット

・収入がなくなる

Q3.それを選んだ場合、あなたの気分はどうでしょう

・晴れやかな気持ちになる

 Q4.それを選んだ場合、未来にどんなことが待っていると思いますか

・家のことに自分が責任をもってやれる。家事はコントロール可能であり、それは幸せだ

・娘と朝ゆっくり過ごせる

・ブログが書ける(むしろ本気で10年続けてみたい)

・重圧から解放される

・夫に優しくなれる

Q5.それを選ばない場合、未来にどんなことが待っていると思いますか

・ずっと忙しく過ごすことで心と体の健康を害する

・時間がなくて家の中が荒れる

・家族との時間を過ごせず後悔する

 

実際には、ノートか紙を縦に2分割し、左に選択肢Aに対する【Q1~5】の答えを書き出し、右に選択肢Bに対する答えをそれぞれ書き出します。今回は選択肢A「仕事を辞める」のみ記載しましたが、ノートには選択肢B「仕事を辞めない」も書きました。

 

このように書き出し、見比べると、どちらの選択が最良かが見えてきます。頭で考えたこと、心で感じたことを書き出すといいでしょう。私はこの質問を時間をおいて2回行いました。いずれも選ぶのは「仕事を辞める」でしたので、自分の決めたことを信じて前に進みました。もし、失敗したら?後悔したら?そんな心配もありました。でも、自分が決めたことが正しかったと思うためには、努力し前に進むしかないと決心しました。振り返らず、自分で選択した道に誇りを持って生きていきたいです。

もしあなたが選択に迷っているのであれば、この質問をに答えてみてください。少しでも参考になれば幸いです。

 

今回は当時のノートに記載したものを転記しました。何か伝わるものがあればいいなと思っています。

 

参考図書