読書から、穏やかな心を

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『チャット&メールのムダミスがなくなるストレスフリー文章術』感想

ドクターに報告するときはメールを使っていました。失礼がないように、メンバーと「これでいいかな」と相談し、怯えながら送信ボタンを押す。結局、「さっきのメールどういうことだ」と言って、外来で診察を終えたドクターが怒り心頭で病棟に上がってくるというのが常でした。「そんなに怒らなくてもいいじゃん」って思っていましたが、今ならこう思います。「伝わる文章術を学べよ、私」と(笑)

今後もオンライン化が進み、文章でのやり取りが主流となります。今は働いていませんが、この時期にしっかりと学んでおく必要があると考え、文章の専門家山口拓朗さんの『チャット&メールのムダミスがなくなるストレスフリー文章術』を手に取りました。気づきを1つ、みなさんにシェアします。

 

【読む人の「反応」を決めて書く】

自分がもらってうれしい最高の反応を決める。そうすることによって、この反応をもらうためには何が必要か、どう書けばいいかを考えるようになるとのこと。一番心に響いたのは「読む人任せの反応」でヨシという人は、その仕事に責任を持っていない、ということです。これには衝撃を受けました。私はメールを送る際「とりあえず送っておこう。どう受け取るかは相手次第!」という考えでしたので、伝わらなくて当然です。

それは、ブログを書くときもそうでした。日記のような記事を書くときもありますが、これはみなさんにシェアしたいなと思うときがほとんどです。どのような反応を想像するかは自由ですし、そこに遠慮はいらないことを学びました。今は読んでくださる方がいます。せっかく読んでもらえるのなら「へぇ、そんな考えもあるんだ。役に立った」と思ってもらいたいです。文章に情熱を注いでみようと思います。

 

仕事でもプライベートでも、文章を書くって時間を要することです。同じ文章でも、どうせなら自分の思いが伝わる方がいいですよね。著書にはストレスフリーな文章術が85つも紹介されています。ぜひ、この機会にご一読ください。

 

チャット&メールの「ムダミス」がなくなるストレスフリー文章術