読書から、穏やかな心を

本を読み、感想を書くことによる癒しを届けます

悩む人へ、私ができる小さな親切

友人が悩んでいるとき。
その人に、読書の習慣があれば、
その悩みが解決できそうな本を貸します。

 

以前、友人が
「時間をもっと上手に使いたい」と話していました。
私が読んでよかった時間術の本を、
「よかったら、読んで」と貸しました。

 

すると、1000文字以上の感想をLINEで送ってきてくれたんです。
(びっくりして、文字数数えちゃいました)


今日、その友人に会ってきたのですが、
「ねばならない、を手放したら楽になった」と、
直接感想もいただきました。
役に立ててよかったな~と、心温まる瞬間でした。

 

私は、あまり、人にアドバイスをしません。
求められたときは、丁寧にお返事しますが。

 

でも、答えは自分の中にあるはずなんです。
読書の習慣のある人なら、本を読めば、
必ず解決法を見つけてくれると思っています。


「そういうことだったんだ!」「やってみよう!」
と思ってもらえれば、これ以上うれしことはないですね。


でも、ふだん読書をしない人に、本を勧めると、
抵抗されてしまうことがあります。
ムリには進めていません。


それでも。
本を読んで、自分で解決する力があれば、
同じことで長い時間、頭を抱えなくてすみます。


これからも、そんなお手伝いができたらいいな、
と思うのでした。


▼おすすめの時間術の本▼

 

 

 

読書感想文、これだけは守ってほしい2つの約束

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私は、読書感想文を書くのが好きです。
最もお金と時間を費やしている趣味でございます。

 

しかし、読書感想文、むやみやたらに書いていいわけではありません。
今回、齋藤孝さんの『誰でも書ける最高の読書感想文』を読み、自分自身もハッとしたことがありました。
もちろん、それは、みなさんも知っておいた方がいいことだと、思っています。

 

1.人が書いたものを丸写ししない

これは、著者が一番許せないことだといいます。
インターネットには、本の要約記事、
ブログ、レビューなど、たくさん投稿されていますよね。

 

でも、それを勝手にコピー&ペーストしてしまったら、それは「盗用」になってしまいます。
著者が書いた本を、さも自分が考えたように丸写しするのも、NGですよ。


これらを参考にするのはいいけれど、
勝手に丸写ししてしまうというのは別モノです。

 

みなさん、この線引きができていますか?
参考にする場合は、その部分をカギカッコでくくる「引用」をしましょうね。
引用は、悪いことではありません。

 

でも、引用ばかりだと、自分の考えがなくなってしまうので、乱用しすぎないよう注意しましょう。
私も、このことは、分かってはいましたが、
「これまでの記事、きちんと守れていたかな…」とドキッとしました。

 

本を丸写ししていないか、引用として記載できているか、注意して記事を書かねば、ですね。

 

2.作品、作者の悪口を書かない

著者は、「文章を書く時の大事なマナーとして僕が強調したいのはむやみに『人を傷つけることを書かない』こと」だと述べています。

 

おもしろくなかったと思う本を、
おもしろいと書け、ということではありません。
「この本、期待外れだった」という苛立ちを、
本や作者に向けるのはマナー違反であるということです。

 

これは、読書感想文に限ったことではありません。
SNSや、レビューなど、誰かに読まれる文章というのは、誰かを傷つけるために書くものじゃないのです。

 

イライラしたなら、自分のノートに書けばいいだけ。
それを投稿したら、作者や、その作品に関わった人たちは、間違いなく傷つきます。
評論家レベルであったり、反論されても、自分で解決できるのなら、別ですが…。

 

でも、そういったことを書くのであれば、もっとおもしろい本と出会うために時間を割くのが賢明です。
私も以前から、このことを最も大切にしていたので、
著者のメッセージに強く共感しました。

 

私は、読書感想文を書くようになってから、
自分の考えを持てるようになりました。
いつも人に流され生きてきた私は、もう存在しません。
素晴らしい「思考のトレーニング」です。

 

この2つの約束を守って、楽しく読書感想文を書ける人が、一人でも増えることを願っています。

 

 

 

本当の友だちは一人で十分

「みんなから好かれたい!」
「人気者になりたい!」
「異性にモテたい!」

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そんな風に思えば思うほど、心が苦しくなっていませんか?

 

和田秀樹さんの『みんなに好かれなくていい』の著書の中で
「誰とでも分けへだてなく仲良くなれる人よりも、1人か2人の本当に仲の良い人をつくることのできる人のほうが幸せになれる可能性が高い」と述べています。

 

どんなにたくさんの異性にモテても、
自分が本当に好きな人から相手にされなかったとしたら、
その状態は幸せではないですよね?

 

自分にとって「どうでもいい人」ばかりにモテたって、大してうれしくはないですよね?と、いうことです。

 

「たくさんの人にモテることが必要なのは、芸能人や有名人など、人気を競う商売の人たちだけです」
この言葉、グサァァァァっと私の健気な心に突き刺さりました。

 

思い当たる節が、あります、あります!
20歳のころ、モテることを意識して、
濃いメイク、ミニスカート、ヒールの高い靴を履き、
いつもニコニコ、そして時にか弱い女子を演じていました(笑)

 

(今のアイコンを見ていただくとわかると思いますが、
私は本来、ナチュラルな人間です、たぶん)

 

でも、意中の人には、好きになってもらえませんでしたね。
「こんなに頑張っているのに…なんで…」って、思っていたかな。

 

今振り返ると、モテることを意識しすぎて、
自分を押し殺し、無理していたんだと思います。

 

和田先生の著書を読み、
「芸能人やアイドルじゃないんだから、
そんなに無理してまで、モテることを意識しなくてもよかったのに~」と、思いました。

 

もっと、自由に、自分らしく。
たった一人のパートナーに好きになってもらって、
生きていく方がよっぽど幸せ。
そう思いませんか?

 

それは、パートナーに限ったことではなく、友だちも。
自分を偽り、一緒にいて苦しい友だちがたくさんいるより、
心通わせる友だちが一人いれば、幸せなのです。

 

「みんなに好かれたい」
その呪縛から解放されたとき、
本当の自分で生きていこうって思えるんじゃないかな。
少なくとも、今の私は、そうですよ。

さ!肩の力を抜いて、自分の着たい服を着て、
行きたいところへ、今日も行ってらっしゃい!

 

 

幸福度世界1位のフィンランド、その理由は?

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堀内都喜子さんの著書
『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』を読みました。

「なぜ早く帰れるか」という話は、この本の一部に過ぎません。

著書は「3年連続、幸福度世界1位」であるフィンランドについて、フィンランドで暮らす著者が、徹底的に分析した1冊なのです。

ちなみに日本の幸福度ランキングは2018年に54位、2019年は58位。
このランキングは「自分にとって最良の人生から最悪の人生の間を0から10で分けた時、今、自分はどの段階にいると感じるか」という質問を各国の人に投げかけているものです。

今までも、この幸福度の差について考えることはありました。
日本もフィンランドも自然豊かで美しい国。
でも、「フィンランドは、社会保障が手厚いんだよね」くらいしか、考えられませんでした。

「幸福度ランキングについて分析している様々な記事には、北欧諸国がランキングで上位にあるのは、社会保障の手厚さの他、質の高い教育、ジェンダーギャップや経済格差が少ないことが理由としてあげられている」と、著書には書かれています。

それを踏まえた上で、著書を読んでの私なりの気づき、
それは「ゆとり」です。

フィンランド人は残業をしないのができる人の証拠と捉えています。
16時を過ぎるとみんな退社してきます。
それは、国や社会全体の常識であり、休むことも権利であることが共有されているのです。


余暇の時間は、家族と過ごし、読書、自然、サウナ、運動などを楽しむ。
仕事も大切だけど、プライベートも大切にしています。
緩急をつけた生活。
それが「ゆとり」なのです。

 

著書を読んで、私は驚きました。
フィンランド人の行動や、思考が私にとても似ていたからです。

私は昔から「がむしゃら」とよく言われていました。
でも、それで幸せだったことは、なかったかもしれません。

いつも何かに悩み、常に胃や背中やお腹も痛い。
そういう生き方、もうやめようと思うようになったんですね。

 

そうして今、私が大切にしているのは、そう、「ゆとり」です。
頑張らないことを、頑張るようにしています。
イライラしたら、それはもう、頑張りすぎている。

頑張りすぎてる自分に気づいたら、散歩したり、自然の中に飛び込んだり、読書や運動を始めます。

 

「がむしゃら」を手放し「ゆとり」を手に入れた生活。
私は今、幸せそのものです。

著書を読んで
「だからフィンランド人は幸福度が高いんだ」
「だから私も幸福なんだ」
と点と点がつながる感覚を覚えました。

これは私の取扱説明書。
「なんか調子悪いな。故障かな?」と思ったら、この本を手に取ることにします。

 

200ページの読みやすい親書です。
ぜひ、ご一読を。

 

 

「他者貢献」を意識するとどうなるか?

私の今年のテーマは「他者貢献」
与えるステージに立つというものです。

 

 

その理由は
「信頼できる人になりたいため」です。

 

 

メンターである樺沢紫苑先生はこんな風に言っています。
「信頼できる人と出会いたいなら、
自分が信頼される人にならなければならない」と。

 

雪片, 雪, 降雪, 雪が降る, 冬, 寒い, 氷, 結晶, デザイン

 

 

もともと、私は、自分のキャパ以上のことを承ってしまうタチです。
「断れないいい人」ってやつですね。
結局は利用されてしまうので、
「誰の事も信頼できない」と思っていました。
よく「冷たい人」とも言われました。

 

でも、心の中では、本当に信頼し合える関係を渇望していました。
ですから、樺沢先生に出会い、
自分自身が信頼される人になる決意をしたのです。


最初は、誰に何をどのくらい、与えていいのかわかりませんでした。
考えた結果、私が自分の時間を大切にしながらできることは、
本の感想を書くことでした。

 

 

ブログ、SNS、そして、たくさんの人が見るAmazonレビューに感想を投稿しました。
こんなに一生懸命取り組んで、どうにかなるのかなと不安でした。
でも、とにかくやってみたのです。
今度は、自分の快適な速度を意識して。

 

 

そうすると、読者の方から「おもしろそうですね、読んでみます」
著者の方から「ありがとう」とメッセージが送られました。
「私でも、役に立てたんだ」と、とてもうれしくなりました。



そんな生活を1年送ってきました。
私が信頼される人になれたかは、自分では評価しにくいですが。
でも、私の周りは、温かな人たちでいっぱいです。

 

 


「誰を信じたらいいの?」と思うことは、一切ありません。
自分を犠牲にせず、誰かに与えるスタンスでいれば、
周りも似たような人が集まってくるからだと、考えています。

 

 

まだ言語化できていない部分がたくさんあります。
だけど、「他者貢献」を意識したこの1年は、とても素晴らしいものでした。
人生で一番、心温まる時間でした。

 

 

私と関わってくれたすべての人に、感謝いたします。
ありがとうございました!

 

 

▼参考図書▼

精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト

「嫌われたらどうしよう」の対処法

「この文章を投稿したら、嫌われるかな…」
「炎上したら怖いから、書かない方がマシ…」
と悩んでいる方、いませんか。

 

 

私もそうでした。
でも、今は
「精いっぱいやっているから、たとえ嫌われても仕方ない」
と思えます。 

     

  女の子, 窓, 美しさ, 美容, 手, 夢のような, フラッシュバック, 考える

 

 

私の大好きな言葉を紹介します。
精神科医・樺沢紫苑先生の著書『ストレスフリー超大全』より。

 

 

「相手の感情は、相手の問題」
「『人から嫌われたくない」という暇があるならば、『自分が変わる』ことを考え、
そのための努力を1分でも1秒でも多くの時間を割くべき」

 

 

 

厳しい言い方だけど、愛があります。
だから、「嫌われたらどうしよう」と思い始めたら
「いかんいかん、暇してないで、勉強しよう」
と切り替えるようにしています。

 

 

文章術の本と小説家のエッセイを読むという行動を起こしました。
「ほうほう、ファンが増えれば、アンチも増えるのか」
「ネガティブな文章は書かない」
「村上春樹でさえも、たくさんの批判を浴びたんだなぁ…」
文章のあり方、マナー、心得を学んでいきました。

 

 


そうしているうちに、「嫌われたらどうしよう」と思わなくなりました。
急に心臓が強くなったわけではありません。
楽しく文章を書き続けるための、知恵を身に着けたのです。

 

 

先日、「良い文章で世に出したい」と、添削を依頼されました。
すばらしいことだと思いました。
「嫌われたくない」と悩み続けるのではなく、
誰かのフィルターを通して作品を見てもらうという行動。

 

 

私は、自分の作品を誰かに添削してもらう勇気がありません。
でも、よりよい作品を生み出すためには、必要不可欠なことです。
依頼者の方から、このような気づきを得られたことに、感謝しています。

 

 

これは、文章に限ったことではありません。
どんなことも、相手の反応を怖がるより、自分が変わる努力をしましょう。
それは、幸せな生き方です。

 

 

どなたかの参考になれば幸いです。

 

 

 

▼おすすめ図書▼

精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト 樺沢紫苑

身為職業小說家: 職業としての小説家 (Traditional Chinese Edition) 村上春樹

「ウェブ心理塾塾生発表会&大忘年会」ぜひ参加してほしいたった一つの理由

 

ピクセルの細胞, セミナー, 会議, 会議用テーブル, チームワーク, チーム

 

12月18日(土)に樺沢紫苑先生主宰、ウェブ心理塾にて
「リアル事例から学ぶ情報発信 ウェブ心理塾塾生発表会&大忘年会」が開催されます!

 

とっっっっっっっっても、参加したい!!!!!!!!!!

 

けれど、遠方なので、断念…(涙)

 


もし、都内近郊に住んでいる方、当日予定が空けられる方は、ぜひ、参加してください。

 


大忘年会で、塾生と交流ができます。

 

私が参加したい一番の理由はこれ。
実は、昨年3カ月ほどウェブ心理塾に入会していました。

 

でも、遠方だから、気軽にリアルで参加できない。
オンラインで、誰と、どうつながっていいのかわからない。
やっぱり、自分一人で頑張るしかない。
結果的に、寂しくて、退会してしまったのです。

 

それから、1年が経ち、
「あー、やっぱり情報発信って、独学じゃ限界だなぁ」
そう思っていた時、感想キャンペーンで最優秀賞を受賞し、
お食事会に招待されました。

 

樺沢先生から「情報発信、やったらいいよ。ウェブ心理塾で勉強しよう」と直接メッセージをもらい、私の闘志に火がつきました。
(それは、もう、メラメラと!)

 

そこで、一緒に情報発信を頑張る仲間に出会えました。
会ったのは、お食事会のたった1回。
でも、その1回のリアルで交流が、強い絆がとなりました。

 

とても不思議なものです。
出会った4人で、お互いのブログを読んで、コメントやシェアをしたり。
誰かがTwitterでスペースを開けば、自然と全員集まっていたり(笑)

励まし、励まされ、気がつけば、私は毎日ブログを更新しています。
仲間がいるから、寂しくないし、辛くありません。

ぜひ、みなさんにも、仲間とつながる体験をしていただきたいのです。
もし、リアル参加が叶わなくても、リアルタイム、アーカイブでの動画参加もできます。
私はアーカイブでの動画参加になるかな。

 

「やっぱりリアル参加できない!」という方、
後日オンラインでシェア会しましょう!
これもまた、楽しいですよ~!

 

 

▼気になった方は、こちらで詳細を確認してみてくださいね♡▼

www.event-form.jp



文章の本を10日で4冊「固め読み」したらこうなった

何かと関連づけて記憶すると、覚えやすいといいます。
全く異なるジャンルの本を5冊読む場合と、同じジャンルの本を5冊立て続けに読んだ場合。
「固め読み」した方が圧倒的に記憶に残りやすいのです。

 

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とはいうもの
「いつも、違うジャンルが、読みたくなってしまうんだよね~」と、
固め読みの良さがわかってはいても、できていませんでした。

 

しかし、このたび「読書感想文アドバイザー」という肩書をつけてしまった私は、
「その名にふさわしい行動をしなければ!」と思ったのです。
(認知的不調和ってやつですね!)

 

そこで、10日で4冊、文章に関する本を、固め読みする決意をしました。

書くことについて (小学館文庫)  スティーヴン・キング

職業としての小説家 (Switch library) 村上春樹

伝わる! バズる! 稼ぐ! 文章術 尾藤克之

何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術 山口拓朗

 

精神科医・樺沢紫苑著『読んだら忘れない読書術』には、
同じジャンルの本を固め読みすることで
「相互に関係性が生まれるので、意識しなくても比較・対照しながら読むことになる」と書かれています。

 

私の場合「文章を書く、本質的なものはなんだろう」と、
4冊の共通点を探しながら読んでいました。
それは、無意識でしたね。

 

結論は「楽しんで書くしかない」ということ。

 

読者を意識するのはもちろんだけど、
自分が楽しんで書くことを忘れてはいけない。

 

自分が楽しんで書いていれば、それは少ない数かもしれないけれど、
読者もきっと楽しんで読んでくれる。
ひとまず、それで十分ではないか。

 

4冊を固め読みした、私なりの分析です。

 

それから、文章を書くときは、自分が楽しい気持ちで書けるように意識。
ネガティブなワードを避けたり、素の自分を出してみたりして、
本の感想を書いていきました。

 

そうすると、読者の方から
「この本、買いました!」
「もう一度読んでみます!」
と、なんともうれしいコメントをいただきました。

 

 

何か覚えたいこと、知りたいことがあるなら、ぜひ「固め読み」してみてください。
きっと、圧倒的な成長が得られることでしょう!


 

▼参考・引用図書▼

読んだら忘れない読書術 樺沢紫苑

書く作業は全体の2割!?その理由とは?

文章作成は「書く」だけじゃないと、
山口拓朗さんの著書、
『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』で述べられています。

 

もし、ラグビーを知らない人に向けて、
ラグビーの魅力を文章をわかりやすく書くとしたらどうしますか?
(ちなみに、私は「トライ!」と、五郎丸様ポーズしかわかりません…)
調べて、情報を集めるしかないんですよね。

 

ラグビーを知らない人に、
ラグビーの魅力をわかりやすく説明するには、
以下のプロセスを踏む必要があると言います。

 

①ラグビーについて調べる

②実際にラグビーの試合を観る

③ラグビーの魅力を実感する

④ラグビーを知らない人の気持ちを察する

⑤その人たちが理解できるように、わかりやすい文章を作る

 

注目すべきは、書く作業が⑤だけということ。
均等すると、全体の20%。
全体の80%(①~④)は、書く前のアクションなのです!

 

 

 

私は先月から
「読書感想文の魅力を伝えたい!」
「一人でも多くの人に、本を読んで、感想を書いてもらいたい!」
と思い、文章を書き始めました。

 

でも、⑤書く作業しか、やってないことに気づきました(涙)
経験をもとにだけ、文章を書いていましたが、
いつか頭打ちになるだろうな~と思ってヒヤヒヤしていました。

 

ここで、私がやらなくてはならないステップをまとめます。

①読書感想文についての本を購入する

②他者が書いた読書感想文を読む

③読書感想文の魅力を理解する

④読書感想文を書けないと悩む人の気持ちを理解する

⑤その人たちが「読書感想文ってそういう魅力があるんだ」と思ってもらえるように、わかりやすい文章を作る

 

やらねばならないことが、こんなにあるとは!

 

でも、プロセスがわかると、
どんな情報収集をすればいいのか、明確になりますね。

 

行き先がわかると「次、どっちにいけばいいんだ~」ということが、なくなります。
早速、読書感想文の書き方の本をポチりましたよ~!

 

 

「うまく」「はやく」書ける文章術には、
文章を書く以外の、8割について重点的に説明されています。
これを読めば「何を書けばいいかわからない」の悩みから、抜け出せますよ!

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上手く書けなくても、恥ずべきことじゃない 『職業としての小説家』村上春樹著 

「やるべきことはきちんとやった」という確かな手応えさえあれば、基本的に何も恐れることはありません。

 

もしうまく書けていなったとしたら、その作品を書いた時点では僕にはまだ作家としての力量が不足していたーそれだけのことです。残念なことではありますが、恥ずべきことではありません。不足している力量はあとから努力して埋めることができます。しかし失われた機会を取り戻すことはできません。

 

    デスク, インク, フェザー, クイル, ペン, 教育, 論文, テーブル

 

これほど名高い著者でありますが、作品を完成するために「ここをもっとうまく書き直してやろう」と何度も、何度も書き直すそうです。
決して「時間があればもっと良いものが書けたはず」にはしないと。


良い作品を世に出し続けるためには、謙虚で、冷静な姿勢であること。
そして並みならぬ努力をし続けなくてはならないのですね。

 

「上手な文章が書けない。こんな文章を投稿したら、恥ずかしいかな」と思うこともあります。
しかし、著書を読んで、自分が最善を尽くしていれば、上手に書けなくても、恥ずべきことではない、と気づかされました。

 

毎日、娘がガヤガヤ騒いでいる中でブログを書いています。
どうしても、書きたくて。

 


「もっと時間があれば」
正直、思ってしまいます。
しかし、短くてもいいから、今できる最善の文章を書けばいいのですね。

 


書く時間は取り戻せない。
今、書ける分だけ、書き続けていきます。


▼参考・引用図書▼
職業としての小説家 (新潮文庫)

読書が苦手でも、サクッと1冊読めちゃう方法

ワクワクしながら表紙を開き、1ページ目から読み始める。
けれども、だんだん、読むのが辛くなってくる。


ストーリーテリング, ファンタジー, 想像力, 物語, ストーリーテラー, 文学

「いつ、読み終わるの、これ」
「もう、読むの、や~めたっ」
と、いう経験、ありませんか。

 

読書が苦手という方は、このような読み方をしていることでしょう。
もちろん、小説は、最初から読む必要があります。
しかし、その他の分類の本であれば、
最初から読む必要はありません。

 


なぜなら、本は、後半にかけて、おもしろくなっていくように、作られているからです。
ですから、私は、最終章から読み始めます。
そのあと、最初のページから読んでも、
ゴールがわかっているので、読むペースは上がっているはずでず。

 

行きよりも、帰りの方が、かかった時間が早く感じる現象に似てます。

 

 

もう一つの読み方をご紹介します。
目次を開いて「これ、知りたい」「これ、おもしろうそう」と思う見出しに、チェックをつけます。

 

▼実際にチェックをつけた私の本がこちら▼

f:id:harukamotan:20211203070945j:plain樺沢紫苑著:『行動最適化大全』

 

そうしたら、チェックをつけた箇所から読んでいきます
はい、これで、この本から、あなたの知りたいことは、解決しましたね!

 

 

全部読めなくても、本の主要部分、
自分の知りたいことがわかれば、それで十分なのです。

 

読書が苦手な方は、ぜひ、試してみてください。

 

 

▼参考図書▼
学び効率が最大化するインプット大全 樺沢紫苑著

友だち関係がグンとよくなる方法

斉藤孝さんの著書『友だちってなんだろう?』には、
友だちづきあいを無敵にする、3つの力が紹介されています。

 

①「気の合う友だちをつくる」力
②「気の合わない相手ともうまくつきあう」力
③「ひとりを楽しめる」力

 

人, 女の子, 女性, 学生, 友達, 話している, ミーティング, 勉強

 

①「気の合う友だちをつくる」力
「なんとなく雰囲気が似てる」
「職場が一緒」
でも、それだけだと、人格と人格で向き合うしかなくなります。

おだやかな関係のためには、ベクトルを「もの」に向かわせること。
人づきあいがうまくいかなくなる原因は、たいてい「人格的な衝突」だと著者は言います。

ですから、私は共通の趣味を持つ人とつながることにしました。
読書が好きな人、樺沢紫苑先生が好きな人、朝カフェが好きな人、散歩や運動が好きな人。

子育て広場にも通っています。
こちらは、ニュージーランド発祥の「子どもの遊びを見守る」というスローガンを掲げています。
その趣旨が「いいな」と思うママが集まっているので、居心地よく過ごせています。

 

②「気の合わない相手ともうまくつきあう」力
人には、好き嫌い、合う合わないが必ず存在します。
でも、それにいちいち反応したり、気に留めたりしていたら、トラブルのもとになります。
私は、自分と価値観の違う人に対して、最も大切にしていることがあります。
それは「否定やアドバイスをしない」ということ。
ただ、それだけです。

もし、自分の趣味や考えを批判されたらどうするか。
うまくかわす力が必要になります。
著書では「そういえば~」と会話をずらす。
または、ユーモアで返す。など紹介れています。

しかし、私は、それらは難しくてできません。
ただニコっと微笑んで、その後は真顔でスルー。
カチンときても、決して顔には出しません。

実は、社会を生きていくためには、気の合う友だちをつくるより、気の合わない人と上手くやっていく力の方が、重要なのです。


③「ひとりを楽しめる」力
著書は「孤独を怖れなくなることとは、自分を大切にすること」
「友だちとのつきあいも大事だけど、それ以上に自分のことも大事にしなきゃいけない」と述べています。

一緒にいて疲れてしまう人とは、ときに離れてもいいのです。
大切なのは「一緒にいて楽しくて、笑顔になれる、元気になれる存在かどうか」です。

友だちと離れているときは、自分は何が好きか、どんなことをしている時が心地よいか、じっくり向き合いましょう。
好きなものがわかると、ご機嫌で、穏やかな自分になれます。
そういった自分に、アップデートしていきましょう。

 

どなたかの参考になりますように。

 

参考・引用図書

友だちってなんだろう?: ひとりになる勇気、人とつながる力 斎藤孝著

30歳から読書を始めた理由

読書なんて、自分には必要ない。
仕事ができていれば、生きていけると思っていました。

 

そんな私が、読書を始めた理由。

それは「休職」です。

 

読む, 本, 勉強, 学ぶ, 女性, お茶, 女の子, ページ, 小説, 自然



部署異動、結婚が重なり、環境の変化についていくことができませんでした。
食事が摂れなくなり、不明熱、咳喘息などの症状に加え、当時は新生児集中治療室で勤務しており、ひっきりなしに赤ちゃんの声が耳元から離れなくなっていきました。


「もうそろそろ、頑張り続ける生活から解放されたい」
そう思い、心療内科へ受診。
抑うつ状態の診断を受け、3カ月間休職することとなりました。
医師からは「仕事のことは忘れて、とにかく自分の楽しいことをしましょう」と言われました。

 

でも、自分の楽しいことが、何もなかったのです。
私には、趣味の一つもなかった。
仕事しか、してこなかったのです。

病院の喧騒に疲れ、静かな場所を探し始めました。
私が休職後、初めに足を運んだ場所が図書館でした。
それが読書との出会いです。

小説から始まりました。
実写化されている小説を読み、そのあと映画を観る。
自分の世界観と、映像をすり合わせるのが楽しくなりました。


その後本のレビューサイトを見るようになりました。
読書家の人の、ぎっしり書かれた感想を見て、私も自分の感じたことをたくさん投稿したいと、心が躍りました。

 

しかし、書けたのは、たったの2行。
くやしかったです。
私は中学まで、文章を書くのが得意でした。
「書けない」ことがなかった。


でも、それ以降、30歳まで15年もの間、書くことも、読むこともしなかった私は、何も書けなくなっていました。
「もう一度、自分の感情を、手が追い付かない速さで、ノートに書き留めたい」という気持ちでいっぱいでした。

 

そして、樺沢紫苑先生の『アウトプット大全』にたどり着いたのです。

 

本を読んだら感想を書く。

 

さらに『インプット大全』『読んだら忘れない読書術』を読み、正しい読書法を身に着けていきました。
書かれているノウハウを確実に実践していくことで、私はまた、文章を書けるようになりました。


上手な文章を書くために「たくさん読んで、たくさん書く」
そのために、読書を続けています。
もちろん、「楽しいから」が一番ですけどね。



休職後、そのまま退職しましたが、はじめは、みじめで、恥ずかしくてどうしようもなかった。
でも、もしあの時、休職していなかったら、私は読書をすることはなかったでしょう。
それは、メンターにも、仲間にも出会えなかったことを意味します。

 

昇進出来ないこと、定年まで働けなかったことより、そっちの方がはるかに辛いです。
今は、休職できたことに、心から感謝しています。

 

▼人生を変えた書籍▼

学びを結果に変えるアウトプット大全

学び効率が最大化するインプット大全

読んだら忘れない読書術

 

読むことが、何よりも大事な理由

今、アメリカのベストセラー作家、
スティーヴン・キングの『書くことについて』を読んでいます。

  

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キングは
「作家になりたいのなら絶対に
しなければいけないことが2つある。
たくさん読み、たくさん書くことだ。
私の知る限り、その代わりになるものはないし、
近道はない」と述べています。

 

これは、樺沢紫苑先生の著書の中で、よく紹介されています。

 

しかしながら、
「たくさん書かなければならないのはわかる。
でも、なぜ、たくさん読む必要があるんだろう」

「インプットするものがないと、
アウトプットできないからかな」
と、たくさん読むことが、なぜそんなに重要なのか、
十分に理解できませんでした。

 

しかし、本書に、その答えを見つけました。

 

「読むことが何より大事なのは、
それによって書くことに親しみを覚え、
書くことが楽になるということである」

「読書の習慣は、我を忘れて書くことに
没頭できる場所へひとをいざなう」

この文章を読み、ハッとしました。

 

私は30歳まで、まったく読書をしない人間でした。
仕事上、書く機会はたくさんありましたが、
何せ書けない。筆が遅い。

特に、看護研究の論文が、いやでいやでたまりませんでした。
看護研究のない世界に行きたい、と思っていたほどです(笑)

しかし、この1年半、
月3~5冊読書をするようになり、
文字を見ることへの抵抗はなくなりました。

 

気がつけば、書くことも、苦しくなくなっている。
カフェに入れば、2時間ぶっ通しで、文章も書ける。
これらは、読書が習慣化したおかげなのだと気づきました。

 

読むことが、大事な理由が、分かった気がします。
「文章が書けない」と悩むなら、読むしかない。
著書を読み、より、読書をするのが、楽しみになりました。

 

書くことについて (小学館文庫)

アフターコロナは「文章力」がすべて!『伝わる!バズる!稼ぐ!文章術』/尾藤克之著 読書感想文

著書から受け取ったメッセージは以下3つ。

・「文章力」を制すものが「アフターコロナ」を制す。

・もっと自由に、自信を持って、気持ちの込めた文章を書こう。

・文章は誰でも、上手く書けるようになる。
 わかりやすい文章を書ければ、必ず素晴らしい未来がひらけるよ。

 


実は、アフターコロナ、私にとって、追い風と感じていました。
私は、相手の顔色を見ながら、話すところがあります。
自分の気持ちよりも、相手の言ってほしい言葉を選んでしまいがちです。

しかし、対面することが制限されている今、
メッセージのやりとりが主となりました。
文章なら、相手の顔色をうかがう必要はなく、
自分の想いをストレートに伝えることができます。

ふだんから、ポジティブな言葉を使って文章を書く練習をしているので、トラブルが起きることもありません。

著書の「もはや人間力ではない、『文章力』がすべて!」という一文。
「もっと上手な文章が書けるようになりたい!」と強い気持ちが芽生えました。

 

それでも、万人受けを狙い、嫌われないような文章を書いてしまう、という課題もあります。
ここでグサッと突き刺さる言葉がありました。

「自分の意思がない文章は伝わらない」
「抽象的でなにを言っているかわからない文章は不快」だと(涙)

これまで、へっぴり腰で「~のようです」「~だと思われます」という表現を使っていましたが、今日から辞めます。
私は、伝わる文章を書きたいです。

 

胸がヒリヒリ痛む箇所もありましたが(笑)
読み終えたあとは「『上手な文章を書こう』と思って、この本を読んだあなたの未来は明るいよ」と言われた気がします。

だから、私は、今日も文章を書いているのでしょう。
肩肘張らず、楽しく、書くことを続けていきます。
尾藤さん、温かな、心に響くメッセージを、ありがとうございました。

 

アフターコロナを制したい人は、必読です。

伝わる! バズる! 稼ぐ! 文章術 尾藤克之著 秀和システム

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