読書から、穏やかな心を

本を読み、感想を書くことによる癒しを届けます

アウトプット仕事じゃないと、生き残れない!『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』/越川慎司著 読書感想文

働き方改革で目指すものは「限られた時間の中で、より大きな成果を残り、より多くの報酬や幸せを得ること」だと、著書は言います。
早く帰る人が、すごいのではなく、早く家に帰っているのに、ずば抜けた成果を出せることが重要なのだと。
 

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現代は、上司に気に入られるだけでは出世はできなくなっています。
コミュニケーション力、行動力、協調性、創造性、自主性、時間術、これらの能力を兼ね備えている人が、成功します。
それが、605社を調査し、人事評価で「上位5%」の社員だということです。

 

私が「5%社員」に見習いたい、と思ったことを3つご紹介します。

 

1.相手を気持ちよくさせながらも、確固たる価値観の元、主張をする
結局のところ、摩擦を避ける「いい人」は、
「どうでもいい人」と化され、活躍の場がだんだんとなくなってきます。

しかし、摩擦を避けていたら、成果は生まれません。
ただ、「こうすべき」と論じている人の意見は、
通りにくいと感じたことはありませんか。

「5%社員」は、意見をするときに他者への配慮や感謝を忘れません。
つまり、優秀な人は、他者への協力の仰ぎ方が上手いのです。

そういう人は、普段から、ポジティブな伝え方や、自分軸はしっかり持ちながらも、他者を否定しない練習を積んでいるのだと考えます。

私もかつてイケイケバリバリだった20代後半は、「こうすべきじゃないの」「こうあるべきでしょ」と、よく、よく使っていました(涙)

最終的に周囲から反感を買い、それに耐えられなくなってしまいました。
こういう仕事術は、確実に学ぶ必要がありますね。

 

2.発言回数は22%多く、発言時間は24%少ない
「5%社員」は、質ではなく量を重視して、多くのアイデアを出します。
そして、ダラダラと話したり、同じことを何度も繰り返して言うことはありません。

また、笑ったり、拍手をして認めるような行為もするといいます。

私は、あまり意見も言わないし、無表情で会議に参加していましたね…。
小さなことでも発言し、他者を認めるために、
相槌や拍手を取り入れていきたいです。

 

3.人脈づくりのために時間をつくる
大企業に勤め、社内ルールの中で仕事をしていると、社会の常識がわからなくなってしまう。
気がついたら茹で蛙になっていた、ということを「5%社員」は恐れているのです。

そのために、社外にリアルな人脈を積極的につくります。
著者は、異業種と出会うことをすすめています。

私は新卒から、10年以上、同業種以外の友人がいませんでした。
自分だけの常識にどっぷりと浸かっていました。

しかし、それだけでは成長しないと気づき、今では積極的に新しい人に出会うようにしています。
大好きな作家さんのファンの方たち、子育て広場のママたちと交流を持っています。

また、先日は娘の七五三の撮影をしてくれたカメラマンに「どんな撮影がお好きなんですか」など、聞いてみました(笑)
私の知らないカメラの世界を、ご丁寧に教えてくれましたよ。

新しい人に出会わなきゃ!と足を運ばなくても、一期一会を大切にして、いくらでも世界を広げることは可能です。

 

「5%社員」の能力を兼ね備えれば、どこにいっても成果を出すことができます。
それは、仕事、働く場所、人を自分で選ぶことができるということです。
「自分のしたいこと」「自分のできること」をもとにして、自由意志で選んでいけるのです。
私は、そうなりたいです。

 

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

『「オンライン起業」の教科書』/山口朋子著 読書感想文

こんにちは、「読書感想文アドバイザー」のつくしはるかです。
山口朋子さん(以下MOMOさん)の新刊
『「オンライン起業」の教科書』を読んですぐに、
このような肩書をつけてみました。

私は3歳の娘がいる主婦です。
本を読み、感想を書くのが趣味です。
MOMOさんのいう趣味の定義どおり、
時間とお金をかけて継続的に取り組んでいます。

また、上手な文章が書けるように、SNS、ブログを始め、
自分の気持ちを言葉で表現できるよう、stand.fmで音声配信もしています。

しかし、発信内容が定まらない。
「私といえば、○○の専門家」というものが見つからない。
いつかは、会社に依存することなく、
自分の力で稼いでいきたいという思いもあり、
著書を読み始めました。

すると、「自分がワクワクするような『肩書』をつける」「誰に遠慮することなく、大胆に!」という言葉が、目に飛び込んできました。
「これだ!」と胸が高鳴りました。

これから、私はこうなりたい、という思いをこめて
「読書感想文アドバイザー」という肩書をつけることにしました。  

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肩書をつけて一週間。
「その肩書にふさわしくなろう」と、
まるで導かれるように、自分の行動が変わったのです。

発信内容が「読書感想文」に統一されていきました。
感想キャンペーンが始まれば、自分の感想文を参考にしてもらえるように、早めに書き上げ、公開。

もっと伝わる文章を書きたい、教えてあげたいと思い、
文章術の本、物書きのための指南書を購入。

書くことによるセラピー、自分の想いを引き出すためのコーチングなど、こらから勉強したいことが、ありありと見え始めました。

それは、周りの人たちに明確に伝わったのかもしれません。
メンターの感想キャンペーンに応募したところ、
メルマガで私のブログを紹介していただきました。

また、秘書の方が、私の顔写真入りのスライドをつくり、
感想文をSNSで公開してくださいました。

自分がこうなりたいという肩書をつけるだけで、
ここまで変化がおきるものなのか、と驚きを隠せません。
MOMOさんのお陰です。
本当にありがとうございます。

 

実は、MOMOさんに救われたのは2回目です。
私は、娘を出産後、どうしようもない不安にかられました。
ホルモンの変化、周囲の声に敏感になっていたなど、理由は多々ありました。
しかし、その大部分は「将来の資金」について、でした。

私は妊娠を機に退職。
しかし、自分の口座の残高は減る一方。
娘の教育資金、自分たちの定年後の生活のためには、
今からしっかり貯金しなければならない、
家で子育てだけしていたらダメだ、と思い悩んでいました。

そのため、生後二か月の娘を抱きながら、転職活動。
生後八カ月で復職しました。
これですべてが解決すると思っていました。

それなのに、蓋を開けてみれば、
授乳や夜泣きで寝不足、残業は毎日2時間、
夫は出張で1~2カ月不在。
お金は手に入ったけれど、体も心もボロボロでした。
「私、何か間違っていない?」と思うようになりました。

 

そんな時、MOMOさんのYouTubuに出会いました。
「主婦、会社員が副業で稼ぐ方法」を話されていました。
クラウドソーシング、転売、家事代行サービス…

副業という言葉も、これらの方法で収入が得られることも、この時まで知りませんでした。
「こんな世界があったなんて…」と衝撃を受けました。

そこから、MOMOさんのブログやメルマガを読むようになり、たくさんの主婦の方が、インターネットを使って、起業していることを知りました。

私は看護師の資格を持っています。
ずっと、病院に勤めることでしか、
金銭を得られないと思っていたのです。

しかし、視野が広がったことで「焦って働くことはない。今はできる範囲で、稼ぐ力を身につけていこう」と思い、退職のきっかけとなりました。

 

『「オンライン起業」の教科書』には、
「自分の可能性がお金に変わる」ノウハウから、
安定した収入を得られるまでのノウハウまで、丁寧に書かれています。

インターネットやビジネスに知識のない私が読んでも、
スッと内容が頭に入ってきました。

言語化された情報を目にして
「こうすれば、私もオンラインで稼ぐことができるんだ」
「この知識があれば、定年後も、自分の生活を守っていけるんだ」と、胸をなでおろしました。

まだまだ情報発信を始めたばかりで、
起業なんて、夢のような話かもしれない。

でも、その夢に向かって、着実に、一歩ずつ、踏み出していきたい。
著書を読み、背中を押してもらいました。

誰にでも、可能性はあります。
これからの時代を生きる方は、必ず、読むべき一冊です。

 

「オンライン起業」の教科書 おうちでカンタン! はじめる・稼げる

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自己洞察力を高める方法

「本を読み、感想を書く人が、一人でも増えるように」
私が、なぜ、しつこく発信しているのか。
読書感想文を書くメリットはいくつかあります。
しかし、私がおすすめする一番の理由は「自己洞察が高まる」からです。

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「この本を読んでどう思った?」
「それはなぜ?」
「これからどうしたい?」
本を読んだら、自分に問いかけていきます。

これは日常で役に立つのです。
「陰口を言われて、悲しかった」
「みんなに、好かれたいと思ったから」
「みんなに好かれるなんてムリだよね。
好きになってくれる人を、大切にしよう」

そんな風に自分の気持ちを振り返り、
今後の行動まで導き出すことができるのです。

 

それにより、同じ失敗は起きなくなります。
人間関係のトラブルも少なくなります。
また、体調も崩すことがなくなります。

みなさん、どんな時に風邪をひきますか?
寝不足だったり、休息を取らずに働いていたり、
飲酒量が増えていたり、昼夜逆転の生活になっていたり、
という状況があって、体調を崩すのです。

これを知っている人は、残念ながら、私の周りにはいません。

ここからは、人によっては、耳の痛い話をするので、
聞きたくないなら、ここでブログを閉じてください。

 

 

 

 

いつも、同じことで悩んでいる人は、成長していないのと同じです。

自分が何に悩んでいるのか、言葉にすることができますか?
そのために、どんな行動をすべきか、相談したり、調べたことはありますか?

このステップを踏まない限り、ずっと悩み続けます。

厳しいことを書きましたが、これは今までの私です。
本を読み、感想を書き続けることで、
心身健康に過ごせるようになりました。

もし、今の状況をよりよくしたいと思うのであれば、
一歩前に踏み出しましょう。
応援しています。

▼直近の感想キャンペーン▼

www.event-form.jp

 

▼おすすめ図書▼
読んだら忘れない読書術

私の「行動最適化」ベスト3/樺沢紫苑著『行動最適化大全』感想

第1位「まず、やってみる」

著者の感想キャンペーンで最優秀賞を受賞後、私のもとに「読書感想文を書きたいけど、書き方がわからない」という声が届くようになりました。
うれしい反面「私なんかが、教えるなんておこがましい」とも思いました。

しかし「何事にもチャレンジできる人間になりたい」と思い、音声で交流できるアプリを使って、感想文の書き方を伝えることにしました。

まず、第一歩が踏み出せたことで「読書感想文アドバイザー」として、情報発信していきたいという目標ができました。

 

第2位「自分の感覚を信じる」

とはいっても、がっかりさせてしまう結果になったらどうしようと、不安でした。
でも、私は「人に教えるのが好き」「声に感情を乗せるのが得意」という自分の感覚を信じました。

配信してみると、10人ほど集まり、参加者からは「自分にも書けるかもしれない」「勇気を出して参加してよかった」と言っていただきました。
すごく、うれしかったです。

そして、なにより楽しかったし、自分が生き生きしているのがわかりました。
著書の「あなたに合っているものは、あなたの感覚が一番、教えてくれるはずです」という言葉を反芻しました。

 

第3位「やれる範囲でやっていく」

「今回参加できなかったので、またやってほしい」という声もいただき、その期待に応えたいと思いました。
しかし、私は、自分のことを後回しにし、とにかく人に尽くすために、メンタルを壊してしまった過去があります。

家事、育児の合間をぬって時間を確保するのはなかなか難しいです。
ですから、音声配信でレクチャーできなくても、自分のペースでTwitterやブログで感想文の書き方を、みなさんにシェアしています。

これだと、息切れすることはありません。
私は、病気にならない快適な速度を見つけました。

著書を読み、行動することで、人生が楽しくなる方向へ導かれたようです。

 

今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す

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「情報発信」で大切な3つのポイント

2021.11.20
樺沢紫苑先生主宰のウェブ心理塾
【「情報発信」ロケットセミナー】に動画参加しました。

ラップトップ, コーヒー, 腕, デスクトップ, ノート, 書き込み

▼今回のセミナーで心を打たれたポイント▼

1.良いコンテンツは広がり、成功する

良いコンテンツはたくさんの人が目にします。
そうしたコンテンツはAIがキャッチします。
つまり、検索の上位に表示され、
出版・取材依頼が来る可能性があるということです。

2.「楽しい」が先、「お金」が1番最後

お金を目的に情報発信するからバッシングされるといいます。
「ウェブ心理塾はお金を目的にする塾じゃない」
「知識・経験で世のんかなを少しより良くしていきたいというコンセプトの塾である」
「お金を目的にするなら、そういう塾に入ったほうがいい」
この言葉、しびれました…!

3.「仲間」がいれば続けていける

このセミナー最大のポイント。
私がウェブ心理塾に入塾したのは、
感想キャンペーンの食事会に参加したことがきっかけです。
1年間、Twitterやブログなどの情報発信をしてきましたが、
自己流のため、行き詰まりを感じていました。

しかし、参加者のみなさんはすでに入塾していました。
参加者の方が「今、この間のセミナーで言っていたことを、
やっています」と話し、先生からアドバイスをもらう光景を見て、
とてもうらやましい気持ちになりました。

先生からは「この5人で応援し合えばいい」
とアドバイスをいただきました。

一人でやっていたら、路頭に迷うかもしれないけど、
ここにいる仲間と一緒なら、続けていけるかもしれない、
と思い入塾し、今回のセミナーを受講したわけです。

 

情報発信って、ただ発信するだけじゃないんですね。
正しい方法を学ばなければ、結果はついてこないのです。
その正しい方法は、20年以上トライ&エラーを繰り返し
今なお成功している樺沢先生が教えてくれます。

しっかり学び、私に求められているものは何か、
あるならばそのコンテンツに磨きをかけて、必要とする人に、
価値を提供していきたいと考えています。

まずは「読書感想文アドバイザー」として発信していくことを決めました。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします!


【「情報発信」ロケットセミナー】
https://www.event-form.jp/event/24642/2112N?fbclid=IwAR1RZS-OqNgoVVLjINrLPbvV-7ukraRXp55ByErtDybdYnpv32nvMznNML4

『エヴァンゲリオンの心理学』を読み、なぜ私が行動できるようになったのか考えてみた

私は「行動力がある」と言われます。
しかし「あなただから、できるんでしょう」とも言われています。

この言葉にずっと引っかかりを覚えていました。
私はそんなにすごい人間ではありませんし、
たわしのような心臓なわけでもありません。

休日といえば寝て過ごし、
口癖は「めんどくさい」
人の成功をうらんでは
「私にはできっこない」と劣等感を抱く。

これが私です。
そう、去年までは。

しかしながら、最近はフットワーク軽く
色々なことに挑戦できるようになりました。

それがなぜなのか、自分でもわかりませんでした。
もし、その理由がわかれば
「自分なんて行動できっこない」
と思っている方の、参考になるのではないかと考えていました。

 

そして、その「引っかかり」の答えが
樺沢紫苑先生の新刊『エヴァンゲリオンの心理学』の中にありました。

それは「他者から承認されるほど、自己肯定感は高まり、
自分から積極的に行動ができるようになる」ということ。

「仲間に承認されるだけで、生きる勇気が湧いてくる。
そのためには、まず自分が、仲間を承認すること」とも述べられています。

この言葉から「これが今の私のすべてだ」と感じました。

私は、昨年、著者の『アウトプット大全』を
読んでから、悪口を言うのをやめました。

恥ずかしながら、それまでは
「実はAさんのこと、苦手なんだなんだよね」
「Bさんの、ああいうところが問題だと思う」

など、ネガティブワードのオンパレードでした。

しかし「悪口を言わない」となると、
ポジティブな話題をするしかありません。

「Aさんの、人生を楽しもうとする姿勢が、素敵だと思う」
「Bさんの気遣いに、いつも助けられてるんだ」
というような話題へと変わっていきました。

それは「相手の良いところ探し」のトレーニングになりました。
1年続けてきた今、私はいつも「相手の良いところ探し」をするのが
当たり前になっています。

つまり、私が周りの人を、認められるようになったということです。
そうすると、私も周りの人から承認されるようになりました。

「いつもありがとう!」
「すごいね!」
「また会いたい!」

そんな言葉で溢れる毎日を送っていると、
「たとえ失敗しても、みんながいるから大丈夫」と思えるのです。

だから私は
「やりたいと思ったら、即行動」
「悩んだら、誰かに相談する」
「会いたい人がいるなら、会いに行く」
ということが、できるようになったのだと思います。

 

そして著書には
「互いに受容し、承認し合えば人間は楽に生きられる」
述べられています。

悪口ばかり言っていた私は、いつも人間関係がこじれていました。
トラブルに巻き込まれ、精神的に参ってしまったことも、数えきれないほどあります。

しかしながら、著者の言うように、
周りの大切な人たちと承認し合うことで
温かな時間を過ごせるようになったと感じています。

これが、私が行動できるようになった答えです。

 

著書は「エヴァンゲリオン」を通し、生きづらさを
紐解くヒントが書かれています。

「人との関係の作り方」「過去との向き合い方」「親との向き合い方」「絶望との立ち直り方」…
これらの過去の苦しみ、今感じてる生きづらさは、これから変えていくことが可能です。


本書を読み、少しでも楽に生きられる人が増えますように。

書き上げてくださった樺沢先生に、感謝申し上げます。

エヴァンゲリオンの心理学: 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を精神科医が解読してみた (しおん出版)

憧れの樺沢紫苑先生に会ってきました

先生の著書『行動最適化大全』の感想キャンペーンで最優秀賞を受賞し、食事会に招待していただきました。f:id:harukamotan:20211116133041j:plain

www.tsukuharu.com樺沢先生は私のメンターです。
ずっとずっとお会いしたかった。これまで子どもが小さいため、都内で開かれるイベントには身軽に参加できませんでした。
それでも「今できることをできる範囲でやろう」と、感想キャンペーンには応募し続けました。
今回、最優秀賞に選ばれたことを一緒に喜び、仕事を休んで子どもと同行してくれた夫には感謝しかありません。

いつもはファンクラブイベントで画面を通してお話していましたが、リアルで会うのは全く違いますね。
「平面じゃない!立体的!」というのが第一の感想です(笑)
背筋が伸びて、歩く姿が本当にかっこよかったです。
そして、参加者の話をじっくり聞いてくれるところが印象的でした。
間合い、表情、相槌。
これって、リアルで会わなければ、わからなかったことだなと思いました。
樺沢先生がリアルの交流を勧める理由が分かった気がします。

また、参加者の方たちのアウトプット力の高さに圧倒されました。
「なんでこんなに自分の考えを持っているの?」
「すごく面白い話をされるな~」
と、とても刺激を受けました。
でも、同じ志を持つ仲間と交流ができて、幸せな気持ちでいっぱいです。
みんなで大好きな樺沢先生の話をワイワイとして、先生とお揃いの手帳やノートを出し合って大盛り上がりでした。

みんな情報発信に躓いたり、迷走したり、同じ悩みを持っていました。
先生から「ここに5人いるんだから、みんなで応援していけばいい」と言われた言葉が印象に残っています。
こんなに素敵な仲間を引き合わせてくれたことに感謝しています。

▼参加者のご紹介▼
『行動最適化大全』アイダさん
樺沢先生から「文章が上手」と絶賛されていました。
お話がおもしろいのはもちろん、低めの落ち着いた声も印象的です。
https://note.com/aidayujiro

『行動最適化大全』『病気を治す感情コントロール術』speckleさん
感想キャンペーン連続受賞!すごすぎます(笑)
入店時、speckleさんと2人きりでしたが、気さくにお話してくれました。
https://speckle.blog/

『病気を治す感情コントロール術』とぅるーたさん
事前に電車の乗り継ぎをご丁寧に教えてくださいました。
健康的な生活、家族、遊び、仕事のバランスが絶妙な方です。
https://true-masashi.hatenablog.com/

『ブレインメンタル強化大全』よしこさん
介護職としてプロフェッショナルな姿勢がとても素敵でした。
樺沢先生のノウハウを周囲にも伝えていきたいという心温かな方です。
https://note.com/iamcareworker?fbclid=IwAR1MdnHGyMXcbeR6WUe_23NcNydTzVhmlqIy-2k9XPn70tLww9Y6U5EwWto

今回の食事会に参加し「もっと情報発信について勉強したい」という思いがより一層強くなりました。
私が得意なこと、やりたいこと、好きなことはなんだろう。
みんなが求めるものってなんだろう。
考えると楽しくて仕方がありません。
ウェブ心理塾で勉強させていただきます。

樺沢先生、今回はこのような素晴らしい会にお招きいただきまして本当にありがとうございました。
高級焼き肉店のお料理、最高に美味しかったです。
また、会いに行きます!f:id:harukamotan:20211116133533j:plain


▼樺沢紫苑先生の著書▼
今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す
精神科医が教える病気を治す 感情コントロール術
ブレイン メンタル 強化大全

 

 

 

「母親なんだから」を求められるときの対処法

「子どもは3歳まで母親がみるべき」
「今の人は自由でいいね」
「母親になったのに趣味?我慢しなきゃ」

子どもが産まれると「母親はこうあるべき」という意見に遭遇することがあります。
自分のことはすべて後回しにしなさい、子どものために母親は自由を犠牲にしないさい…そんな風に言われているようで、辛い思いをしているママたちを見てきました。
私もその中の一人でした。

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この気持ちに整理をつける方法があります。
まず、なぜ「こうあるべき」を押し付けられるのかを知ることです。
自分自身が女性であるがゆえに何かを我慢した人は、その被害者意識から、我慢していない女性を「許せない」と感じることが少なくないといいます。
一般的に自分が「べき」で縛られている人は、他人のことも「べき」で縛りたがるのです。
「子どもは3歳まで母親がみるべき」に縛られている人は、他の女性にもそれを求めます。
「どうしても子どもを手元で育てたい」と強く望んだのではなく常識的な「べき」から行動している人は、自由に生きている人を見たとき「そんなふうに生きるべきではない」と感じるのです。
そして、ちょっとした意地悪につながっていきます。

では、言うとおりにしなくてはならないのか?という問題ですが、そうする必要は全くありません。
母親がどうあるべきかは、ひとりひとり考えが違って当然です。
ただし、相手と対立しないこと、反感はトラブルのもとです。
上手に交わすスキルを身につけましょう。

以下、私が実践して、効果のあったものです。
・相手を見下さない
⇒どちらかが正しいわけではありません。「あたなたはそういう意見なんですね。でも私はこういう考えです」という自分軸を持つことが大切です。
・否定も肯定もしない
⇒私はにこっと微笑んで、そのあと真顔でスルーしています(笑) 余裕があるときは「そうなんですね」と一言だけ。
・自分の意見は言わない
⇒特に趣味や遊びといった人生を充実させる方向のものは言わない方がいいです。女性の「比べる心」を刺激してしまいます。
・そうではない友人をつくる
⇒「母親はこうあるべき」という人とは距離を置き、趣味や遊びを大切にしている友人をつくりましょう。私もそういった友人がいます。友人も子どもがいますが、常に何か楽しいことを探し行動しています。「この間紅葉を見てきたよ」「ケーキを作ったよ」「あの本のここがおもしろい」など、楽しいことの意見交換をしています。


これらを1年間実践してきましたが、トラブルになることはありませんでした。
私も「母親はすべてを犠牲にしなくてはならないのか」とひどく悩んだ時期がありました。
しかしこういった知識を持ち行動していけば、他人の意見に惑わされることなく、自分の人生を歩むことができます。
もちろん、子どもを産んでからできなくなってしまうこともたくさんあります。
それでも、今できる範囲で、そして子どもと一緒に楽しめる工夫をしていけばいいのだと考えます。

▼参考図書▼
女子の人間関係
「育ちがいい人」だけが知っていること

 

 

ハロウィンパーティーのレポート

2021.10.27
子育て広場の活動で、ハロウィンパーティーが開催されました。
森の中は、おばけかぼちゃ、ガーランドで飾りつけられていて、まるで絵本の中から飛び出してきたような光景。
木の実、折り紙や洋服の生地でつくったお菓子が並べられたお店が並んでいました。
それぞれ仮装をした子どもたちは「これはなんだろう」といった表情で、最高のおもちゃとたくさん触れ合いました。

非日常感の中に参加できただけでも感動した私でしたが、それだけでは終わりません。
とにかくママの「得意」が光っていたのです。
・装飾のコーディネートが上手なママ
・木の実やその保存方法に詳しいママ
・ハロウィンバックの作り方を丁寧に教えてくれるスキルをお持ちのママ
・赤ずきんちゃんの洋服を作る裁縫の得意なママ
・お店に並んでいるようなおいしいクッキーを作ってくれたママ…
私には持ち合わせていないスキルに触れ、とにもかくにも感動しっぱなし。
それぞれ「得意」を活かし、にじっこの活動を盛り上げています。

この活動のママたちは主体的です。
受け身ではなく、自分から「どうやったら子どもたちや、自分たちが楽しめるだろう」と常に考え行動しています。
それってとても難しいことだと思いませんか。
私もまだまだ主体的には動けていません。
「何もできなくて申し訳ないな」と思うのですが、ママたちは「クリスマスはみんなで何かつくろう」と声をかけてくれるのです。
「よし!すてきな仲間たちと、大好きな子どもと一緒に、季節の行事を楽しんでいこう!」と、温かな気持ちでいっぱいとなったハロウィンでした。

▼仲間が作った手作りクッキー!

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▼私と娘。木の実でカレーを作っているという設定だそうです。

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リアルの場で、自分をアウトプットしてみました!

認定 NPO法人 ぷれいおん・とかち にて「親じかん」に参加してきました。
子を見守りながら、親同士で日々の活動や子育てを話し合うという趣旨。

今日は「ぷれいおん歴」「趣味」「最近楽しかったこと」など、自分自身について話すことからスタートしました。

実は、自己開示がものすごく苦手な私。
自分の趣味を話しても「変なの」「理解できない」と言われるのが怖くて、なかなか公の場で話すことができません。

しかし、精神科医 樺沢 紫苑 氏は『極・アウトプット』の中
「あなたがどんなに『やさしい性格』であっても、何もしゃべらず、態度にも出さないとしたならば、あなたの『優しさ』は他の人には伝わりません」
「あなたがどんなに素晴らしいアイデアを持っていても、心の中だけにとどめている限り、誰もそれを理解できないし、評価されることもありません」
と述べています。

つまり、自分の趣味も特技もいいところも、自分から伝えなければ、誰も自分のことをわかってくれない、ということです。

「仲間に私をもっと知ってもらいたい」
「日々の活動を執筆したい」
そんな気持ちを抱いていたので、思い切ってアウトプット!

・読書が趣味で、月3冊~5冊読み、感想を書いている
・活動について執筆の依頼があれば引き受けます
・マタニティ講座を開催するならば、ママの睡眠や運動、体内時計リセットの重要性について伝えていきたい
など、お伝えしました。

緊張して、ものすごく汗を書きました(笑)
でも、仲間からは
「あなたを知ることができてよかった」
「またいろいろ教えてね」
と言ってもらえました。
本当に優しく素敵な仲間たちです。

「あーよかった…」と、肩の力が抜けたと同時に、自分の可能性も開かれたような、うれしい気持ちになりました。

自分の趣味、考え、悩み…
どんなことでも、自分を表現するというアウトプットの時間は、楽しく、心が癒されていくものなんだなと感じます。

1時間半、あっという間に時間は過ぎてしまいましたが、たくさんの元気をもらって帰ってきました。
この活動がたくさんの人に広まっていくことを願っています。

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ママが上手に息抜きをする方法

来月から、私の通うプレイセンターでは、メンバー同士(ママたち)で子どもの「預かり合い」を始めるそうです。

  チーム, 友情, グループ, 手, 協力, 人々, コミュニティ, 繋がり, 人

今は子どもを預けること、預かることへのハードルが高くなっている。
一人で子育てをしないためにも預かり合いの練習をしていくという趣旨。
始まる時に参加者でミーテイングをして、預かる子の名前、呼び方の統一、遊びの好き嫌いの把握をする。
預かる子を1人にしないように、そばから離れるときはしっかりバトンタッチすることなど決め事があります。
2時間ですが、子どもを預けるママはプレイセンターを出てリフレッシュができます。

素晴らしい試みだと思いました。
子どもを預けることができずに、一人で苦しんでいるママをよく知っています。
夫は仕事で忙しかったり、両親も遠方、近くにいても仕事をしていたり…
一時保育を使うまででもない、知らない人に預けるのも不安。
それに「主婦に息抜きって必要なの?」と言われることも少なくありません。
そうすると「結局、私が一人で頑張るしかないんだよね」と自分を犠牲にしてしまうんですよね。

でも、預ける人が、いつも顔を合わせる仲間同士だったら?
同じ気持ちを持つ仲間だったら、私は安心して預けることができると思いました。
メンバーも「預けたい!」と言っていて、信頼関係が構築できているのだなととても関心しました。

私の場合、平日娘がお昼寝している間に趣味の時間を持てたり、土日は夫が「カフェに行っておいで」と言ってくれるので上手に息抜きができています。
だから、しばらくは「預かる側」で、他のメンバーのサポートをしたいなと考えています。
もちろん「預かるから行っておいで」と言われたら、「ありがとう」と言って娘をお願いします。

一人の子育てはとても辛いです。
「自分のための時間」がないと、人はみじめになります。
みじめな思いをしているとき、楽しそうにしている人を見つけては嫌味の一つでも言いたくなるのは人の常です。
でも、それでは子どもにも夫にも優しくできず、家庭内はギスギスしたものになるでしょう。

もし、夫や両親の協力を得られないのなら、地域のサポートを利用してみてはいかがでしょう。
しかしながら、こうした試みはまだまだ少ないかもしれません。
地域で、そしてママたちで、子どもをサポートしていける環境が増えていくことを願っています。

「感想キャンペーンに応募する」というアウトプット、私はこのように変わりました。

樺沢紫苑先生の『病気を治す感情コントロール術』感想キャンペーンで、優秀賞を受賞しました。
前回『行動最適化大全』では最優秀賞に選ばれ、本当にうれしい結果が続いています。
受賞者みなさんの作品は、どれも素敵でした。
「よくここまで自分を分析できるな」「この一文から、ここまで思考を広げられるものなの?」と驚きや感動でいっぱいです。

さて、今日の本題ですが「本の感想を書く」そして「キャンペーンに応募する」という2つのアウトプット。
これで私の人生は大きく変わりました。
・筆者に感謝の気持ちを伝える
・読者に「この本、読んでみたい」「そのノウハウ、やってみたい」と思ってもらえる文章を書く
そんな思いで過去5回、感想キャンペーンに取り組むことにより、私は「他者貢献」に携わることができていると感じられるようになりました。
また、自分は空っぽで、何も持ち合わせていない人間だと思ってきましたが、今では「誰かの役に立てている」「自分の文章には誰かの心を動かすチカラがある」と自信を持つことができました。
その結果、ワーキングマザーから専業主婦へと転向しました。
自分で決めたことですから、全く後悔していないですし、仕事を辞めてからのほうが幸福度が上がりました。

読書が趣味の方もたくさんいらっしゃると思いますが、まずは「感想を書く」というところまで行動してもらえたらな、と思っています。
きっと何かが変わっていくはずです。

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今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す

精神科医が教える病気を治す 感情コントロール術

『ベスト・パートナーになるために 男は火星から女は金星からやってきた』

みなさん、この本読んで!
男と女は違う惑星に住んでいたというくらい、思考が違うものなんです。
すごく面白いと思いません!?

私は独身のときに恋愛に関する本は熱心に読んでいる方で、先輩から「え、はるかちゃんそんな本読んでるの?」と引かれた記憶があるくらい、男女の違いについて学ぶのが好きです。
だから、男の人がいやがるような態度や話はわりと避けるようにしていたつもりでした。
が、この本を読むと、結構地雷踏んでいたことがわかりました(泣)

気づきを2つ紹介します。
①男性にとって、自分が必要とされないことは、ゆっくりとしたペースで死んでいくようなもの
⇒夫に「忙しいでしょ?家事手伝わなくていいよ」って言ってました。
それって、「俺って必要とされていないんだ」と思わせていたんだなと反省…。
「手伝うよ」と言ってくれたことに対しては「ありがとう。お願いします」と素直に依頼するようにしました。

②夫やパートナーにいっさい余計なアドバイス、批判を加えるのを慎む。そうすればパートナーはそれに感謝し、あなたをよりいたわるようになる。
⇒アドバイスしてました。
以下本書で紹介されている、私が夫に言っていた「言葉のナイフ」です。
「土日も仕事?1日くらい休んだら」
「無理しなくていいよ。ちゃんと水道屋さんに見てもらってしっかり直してもらおうよ」
「また忘れ物したの?忘れないように対策考えたりしたほうがいいよ」
…いかがですか?
男性はグサッ、イラッとしますでしょうか…。
女性は「そんなことくらいで?」と思うのでしょうか。
本書を読んでから、夫に対するアドバイス、批判をすべてやめました。

①②を実践するとすぐに効果が見られました。
常に笑顔で接してくれ、「いつもありがとう。少し休んで」と言ってもらえるようになりました。
気になった女性のみなさん、ぜひ実践してみてください。
本書は女性への対処法も書かれていますので、男性のみなさんも必読です!

ベスト・パートナーになるために―――男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた

私が性教育を学ぶ理由

みなさんはなぜ、性教育を学びたいですか?
私は、娘に自分を大切にしてもらいたい、友人やパートナーも大切にしてほしいと願っているからです。
そして、困ったときや悩んだ時に、相談に乗ってあげられる存在になりたいと思っています。

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私の場合、思春期に入り、スポーツで結果が出せなかったり、勉強の成績が振るわないときに、母親から「体ばかり大人になって」と言われ、深く傷ついた記憶があります。
娘が成長していくことに喜びを感じていたとは思います。
でも、同時に不安でもあったのだと思います。
ただ、当時の私は「母にとって私が大人になっていくことは、歓迎されないことなのだ」と思っていました。

そんな過去の経験から、じゃあ私は娘に何ができるだろうと考え始めました。
そんなとき目に止まったフレーズがこちら。
「性教育が親子の信頼関係をつくる」
「え?性教育が?」と思いますよね。
でも、私は母親に自分の体や、友人関係、好きな人のことなんて相談できませんでした。
それは「話しても否定されるだけ」と思っていたからだと振り返ります。
もし性教育で親子の信頼関係が築けるなら、やらない理由はありません。

思春期は親より友人が大切になっていきます。
親がうざいと感じ、会話も少なくなっていくでしょう。
それでも、もし悩んだ時に「お母さんに相談してみよう」と思ってもらえたら、母親としてこの上ない喜びです。

そのためにはまず母親の私が正しい知識を持つこと。
そして、娘に伝えていく。
分からないことには何でも答えていく。
そう繰り返していくことによって、信頼関係が築けていくのではないかと考えます。


娘が大きくなったら、この映画を一緒に見たいです。
『朝が来る』以下ネタバレありです。

朝が来る
ひかりは中学生で恋人ができ、結ばれ、妊娠。
すでに中絶できない週数のため、親に特別養子縁組に出すと一方的に決められてしまいます。
周りには「病気になり、遠くの病院で入院することになった」ことにし、遠く離れた島でNPO法人の元、残りの妊娠生活を過ごします。
そして、たった一人で出産。
子どもは、新しい両親に引き渡します。
抜け殻になったひかりとは裏腹に、大好きだった彼は、今までと何一つ変わらず学校に通っているのです。

恋をすること、好きな人と思い合えることって、素敵なことだと思います。
でも、知識がないために、ひかりは一生の傷を背負うことになります。
本作品では、ひかりの両親は学校の成績に厳しく、娘のスマホも陰でチェックしているようでした。
ひかりが出産後も、出産はなかったことにされ、居場所をなくした彼女は家を飛び出します。
両親との間に信頼関係などないのです。

「避妊しようよ」「中学生で関係を持つなんて」と当人たちを責める声が聞こえそうですが、私は親の存在を問いかけられているように感じてならないのです。
そのために、今からできることを、できる範囲で始めていこうと思っています。
親であれば、ぜひ見ていただきたい作品です。

○○中毒から抜け出す方法

 

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私は読書中毒です。

「えぇ?読書は中毒と関係ないでしょう?」とお思いになったでしょうか。
ハイラム・W・スミス著の『TQ 心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント』では「中毒とは短絡的には利益をもたらし、長期的には破滅をもたらす習慣的な行動」と記されています。
思い浮かぶのは麻薬やアルコールなどでしょう。しかし、以下のような行動も「中毒」とみなすことができると言います。
・過食
・働きすぎ
・喫煙
・自慢
・惰眠
・衝動買い
・うわさ話
・妻子への虐待
・子どもに対する怒鳴り散らし
・セクハラ
・ジョギング
など挙げられています。

例えばジョギングの場合、膝に古傷があるのに毎日8キロ走ることを続けたとする。心肺機能は強くなるだろうけど、膝の軟骨を破壊してしまう可能性がある。
同じように、毎晩夕食のあとで奥さんが「後片付けはあなたの番よ」と言っているのにも関わらず、「筋トレが日課だから」と役割分担から逃げる。ムキムキな身体は手に入るかもしれないが、あなたの結婚生活は破綻することだろう…
そんな風に述べられているんです。

私もハッとしたんですね。いつも読書ばかりしているなって。子どもと遊びながらも本を読んだりしていました。朝早く起きて読書をしていると、夫も起きてくる。そうすると「せっかく早く起きたのに…」って、深いため息をついていました。読書は良い行動だと思っています。世界も広がり、知識も深まります。でも、こんな風に読書を続けていたら、夫婦関係は悪くなっていくだろうなと思いました。
これらは否定的な行動です。
著書に中毒を克服するための4つのステップが紹介されています。自分に当てはめてみました。

1.自分の行動に問題があるという認識に立つこと。
→家族との時間よりも読書を大切していることが問題。
2.自分には満たされていない欲求があり、その行動を生み出していることを認めること
→子どものペースで過ごさなくてはいけなく、自分の自由な時間が限られている。
 何よりも自分の時間を少しでも多く持ちたいと思っていた。
3.「誤った思い」を特定すること。これは、短絡的にはその欲求を満足させられるだろうと考えて取り入れた想い。
→「勤勉であることが人生で一番大切である」という想い。
4.それらの想いを「正しい想い」を入れ替えること。
「いかなる成功も、家庭での失敗を償うことはできない」ことを認識する。

このようなステップを踏ことで、私たちの行動は自然と変わっていくのだそうです。
自分自身を客観的に見て向き合うって簡単なことではありません。
しかし、人は「誤った想い」を正すことによって成長するのです。
私は、家族の前で読書することをやめました。
娘が寝ているときにだけ本を読むようにしました。
夫に積極的に話しかけます。「おはよう」「お疲れ様、今日はどうだった?」
夕食が済んだら一緒にDVDを観るようにしました。
週末は買い物だけだったけど、お弁当を持って家族で出かけることを計画し始めました。
「正しい想い」に添って生きていくと、満たされない想いというものが、自然と薄れていく気がします。
読書は大好きなのでこれからも続けます。ただ、その行動をコントロールして、最も大切なことに時間を費やしていきたいです。

みなさんにも「中毒」になっているものはありませんか?
大変ですが一度自分と真剣に向き合ってみてはいかがでしょう。
読書は大好きなのでこれからも続けます。ただ、その行動をコントロールして、最も大切なことに時間を費やしていきたいです。

 

▼参考・引用図書▼

TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント (SB文庫)